シーンに2つの壁があります、手前の壁には穴が開いています。両方の壁は、インスペクタの右上のStaticのチェックが入っています。
Window > Rendering > Occlusion Culling をクリックして、オクルージョンカリングウィンドウを表示します。
このウィンドウでBakeボタンを押します。
すると、奥の壁が手前の壁に遮られたときに、奥の壁が消えてパフォーマンスが上がります。
このとき、奥のオブジェクトが消えていることが、穴や隙間から見えてしまうことがあります。
Occluder Static
そこで、手前の穴の開いた壁では、Occluder Staticのチェックを切って、もう一度ベイクしてみます。
すると、手前の壁は、遮蔽するものとして判定されないので、奥の壁が消えなくなりました。
オクルージョンカリングウィンドウのBakeタブのSmallest Holeの値を下げることでも対応できますが、小さいな穴や隙間がたくさんある場合などは、Occluder Staticを切ると解決します。
Occludee Static
手前の壁のOccluder Staticのチェックを入れ直して、今度は、奥の壁のOccludee Staticを切ってみます。
また、メッシュレンダラーのDynamic Occlusionのチェックを切る必要があるかもしれません。
これで再度ベイクすると、奥のオブジェクトは、遮蔽されるものとして判定されないので、手前の壁に隠れても消えなくなります。