Volumeを使ってFog等を場所によって変えてみます。
まずヒエラルキーでScene SettingsやBox Volume等のVolumeコンポーネントの付いたオブジェクトを新規作成します。
Box VolumeにはIs Triggerにチェックの入ったボックスコライダーが付いています。コライダーがなければ追加します。VolumeのModeはLocalになっています。
シーンビューを見ながらボックスコライダーを大きくしました。
これを複製しました。
両方ともNewボタンを押して、Add OverrideからFogを追加します。
Fogの全てのチェックを入れて、それぞれ設定を変更してみます。
右のVolumeのFogは赤色、左は緑にしてみました。FPSコントローラーで歩くと、コライダーに入ったときにそれぞれのFogがカメラに反映されます。その間では中間の色になっています。
新しくオブジェクトを作ってVolumeコンポーネントをGlobalモードにし、同様に別の設定のFogを追加します。
すると、全体のFogが変わりましたが、コライダーに入ってもFogが切り替わらなくなりました。
2つのLocalなボリュームのPriorityをGlobalのものより上げると、これらのVolumeがカメラに影響するようになりました。
これで全体のFogと局所的なFogを別々に設定できました。さらに、VolumeコンポーネントのWeightを変えると、そのVolumeの影響具合を変えられます。
右のVolumeのウェイトを下げると、赤いFogの影響が抑えられました。
Blend Distanceは、Volumeの効果が始まる距離です。0だとコライダーにした瞬間にFogが切り替わります。
値を上げると、コライダーの外側でも距離に応じて徐々に影響を受けるようになります。