Blenderで建物を簡単に作ってUnityに持っていきます。
Unityのサイズの1単位(デフォルトのCubeの辺のサイズ)は1メートルです。
参考:https://docs.unity3d.com/ja/current/Manual/BestPracticeMakingBelievableVisuals1.html
なので、Blenderなどの外部のソフトでも1単位=1メートルに合わせると作業を進めやすいです。
BlenderではプロパティのScene -> Units でメートル法を選択できます。
メートル法にすると、BlenderのデフォルトのCubeのScaleが1のとき一辺が2メートルと表示されました。
そこで、エクスポートするときに左下のパネルでScaleを0.5、Apply ScalをFBX Allにしてみます。
このCubeをUnityに持ってきました。
左がUnityの一辺が1のCube、右がBlenderから持ってきた一辺が1のCubeです。
座標を合わせるとピッタリと一致します。
FPSコントローラからの見た目を確認する
Blenderで作った建物をUnityに持ってきました。
学校の一部を作りました
スタンダードアセットのFPSコントローラで中を歩いてみます。
コライダーをつけないとプレイヤーが建物をすり抜けて落ちていきます。複数選択して一度に付けると早いです。
法律で決まっているサイズに合わせて作り、Unityの1単位を1メートルとしてスケールをあわせたのですが、FPSコントローラのカメラから見ると建物がかなり狭く見えます。
なので建物の全体のスケールを大きくしたりして調節する必要がありそうです。
2倍にしてもまだ少し狭い感じがしますが、サイズはとりあえずこれで良いとして、今度はFPSコントローラのカメラが低くて、小さい子供からの視点のようになっているのを直してみます。
FPSコントローラにはキャラクターコントローラコンポーネントが付いていて、高さは1.8になっています。さらにキャラクターの子オブジェクトとして、カメラが付いていて、Y座標は0.8になっています。
試しにキャラクターコントローラの高さを2倍にしてみても、中心からのカメラの高さは変わっていないようです。
このときの頭のカメラのワールドのY座標を見ると2.6~2.7くらいです。
床のY座標は0にしています。
なのでこのようになっているかもしれません。
他の値でもこうなりました。
なので、キャラクターコントローラの高さを建物に合わせて2倍にして、カメラの高さも2倍にしてみます。
身長は良くなりましたが、やはり建物がまだ小さいです。
建物や家具は実際のサイズに合わせてBlenderなどの外部ソフトで作るとして、Unityでは見た目を確認しながら柔軟に全体のスケールを調節するのがいいかもしれません。
画像検索などをして、実際の学校の写真と見比べて調節することにします。
他にも、カメラのField of Viewでカメラの画角を変えると見た目がかなり変わります。