リアルタイムのディレクショナルライトによる影の解像度を距離によって変えてみました。HDRPではScene Settingsをヒエラルキーに新規作成してインスペクタで設定できます。
これは、一つの画像を斜めから見た時に、画像の近くにある部分は解像度が低く、遠くの部分は高く見えることに対処するための設定だそうです。解像度の高い影を遠くまで表示すると負荷が高いですがここで制限できます。
Shadowsの中のMax Distanceで設定した距離まで影を表示します。それ以降は距離に応じて影の解像度を変えるための項目です。Cascade CountやSplit、Borderのスライダーを動かすと、一番下のCascade splitsの表示が変化します。
Cascade Countが3だと2つの裂け目と3つの解像度を使います。Splitの値で各解像度へ、どの距離から変化するかを設定できます。近くにある影ほど解像度が高くなります。Splitの値は0にもできました。
Borderでは裂け目の太さを設定します。解像度が瞬時に切り替わらなくなって、変化が目立たなくなる感じになりました。
影の解像度はディレクショナルライトのインスペクタでも調節できます。