VFXシェーダーグラフで煙エフェクトにできた線を消す #1では、煙のパーティクルの不透明度をVFXシェーダーグラフで操作しましたが、それによってVFXグラフでの不透明度の変更が反映されなくなりました。
そこで、VFXグラフで変更した不透明度の値をVFXシェーダーグラフにわたしてみます。
シェーダーグラフを修正
まず、VFXシェーダーグラフでfloat型のプロパティを新しく作ります。
これを作業領域へドラッグアンドドロップします。
そして、最後のMultiplyノードのあとにMultiplyノードを新規作成して、前のMultiplyノードの出力をAに、新しく作ったプロパティをBに接続し、新しいMultiplyノードの出力をマスタースタックのアルファにつなぎます。
VFXグラフを修正
次に、VFXグラフのアルファの値を上で作ったプロパティにわたします。VFXグラフの何も無い空間で右クリックから「Get Attribute: alpha」ノードを作ります。
Outputノードに新しいプロパティが追加されているので、Get Attributeノードと接続します。Get AttributeノードのLocationは「Current」にします。
これで、VFXグラフの「Set Color over life」ブロックなどで書き込まれたalphaによって、パーティクルの全体の不透明度が徐々に変わりました。