【Unity】クッキーで間接照明を作る

投稿者: | 2021-07-22

ライトにクッキーを設定して、壁やテーブルに落ちる間接照明の光の形を変えてみました。

オブジェクトを設置

まず、シーンに間接照明や壁、テーブルなどを配置し、ポイントライトとスポットライトも置きました。ポイントライトは照明の中に置き、スポットライトは照明を通して壁やテーブルに当たるようにしています。

照明の球の部分のマテリアルは、スクラッチ状のエミッションマップを付けて発光させています。

ライトレイヤーを設定

スポットライトも間接照明からの光を表しているので、ライトレイヤーを使ってスポットライトが間接照明に当たらないようにしました。

HDRPではスポットライトのLightコンポーネントのGeneralの右上の歯車アイコンを押すと、Light Layerの項目が出ます。ドロップダウンでデフォルト以外が選択されている状態にします。

そして、間接照明のメッシュレンダラーコンポーネントのRendering Layer Maskのドロップダウンでは、このレイヤーが選択されていない状態にします。

さらに、壁やテーブルのメッシュレンダラーでは、このライトレイヤーも選択されている状態にします。

すると、スポットライトは間接照明には影響を与えず、壁やテーブルにだけ当たるようになります。

クッキー用のテクスチャを作る

次にライトの形を表す画像をフリーソフトのGIMP2で作りました。まず、GIMP2を開いて、ファイル > 新しい画像 を選択します。

そして、サイズと塗りつぶし色を設定しました。今の背景色は黒なので、Background colorを選ぶと黒で塗りつぶされた画像になります。

できた画像を一旦、ファイル > 名前を付けてエクスポート でアセットファイルの中に保存します。もしくは、画像ファイルをUnityのProjectウィンドウにドラッグアンドドロップします。

この画像をスポットライトのインスペクタのCookieにアタッチします。

この画像にマスクを白黒で描き上書きエクスポートすると、Unityですぐに反映されるので、壁などに当たる光の形を確認しながらGIMP2で編集できます。

これで簡単に間接照明の光の形を作れました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。