【Unity】Iridescenceタイプのマテリアルで玉虫色を表現する

投稿者: | 2021-06-24

HDRPでマテリアルタイプを「Iridescence」にして、玉虫色の見た目を作ってみました。

Iridescenceタイプのマテリアルは、泡や昆虫の羽根など、見る角度によって色が変わるものを表現できます。

Unityのサンプルシーンでは、丸いホールの中央に置かれた金色の玉を乗せる台座にIridescenceタイプのマテリアルが使われています。

近くでみると、薄っすらと虹色が見えます。

エフェクトの強さを上げるとはっきりとわかります。

マテリアルを作る

Iridescenceタイプのマテリアルを作ってみます。まず、Projectウィンドウでマテリアルを新規作成しました。

このマテリアルを選択すると、インスペクタでマテリアルタイプを「Iridescence」にできます。

このマテリアルをシーンにあるCubeにドラッグアンドドロップすると、Cubeの表面に虹のような色が表示されました。

Iridescenceの効果を変える

効果がわかりやすいようにベースカラーを黒くしました。また、「Iridescence Mask」で効果の強さを調節できます。

「Iridescence Mask」を0にすると効果が切れます。

「Iridescence Mask」を1にすると効果が最大になります。

また、「Iridescence Layer Thickness map」でエフェクトの色を変更できます。

これらのプロパティにはテクスチャを設定できます。

「Iridescence Mask」に白黒のグラデーションのテクスチャを設定してみると、黒い部分は効果がなくなり、白に近づくとエフェクトが大きくなります。

テクスチャあり
テクスチャなし

「Iridescence Layer Thickness map」にテクスチャを設定すると、その下にスライダーがあらわれて値をリマップできます。

リマップすることで、黒から白の値がこのスライダーの範囲に縮小されます。

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