VFXグラフのシステムをサブグラフにして、他のVFXグラフの中で使ってみました。
VFXグラフを作る
まずサブグラフにするためのVFXグラフを作りました。このグラフでは、色のプロパティを作って、InitializeコンテキストのSet Colorブロックに接続します。
プロパティは、Exposedのチェックを入れて公開します。
また、スポーンシステムでは、Single BurstブロックとSettingsによって、2秒ごとに3個ずつのパーティクルを出すループを3回繰り返します。
システムサブグラフを作る
このスポーンシステムとパーティクルシステム全体を矩形選択します。
そして、右クリックから「Convert To Subgraph」を選択すると、ダイアログが出るので保存します。
これで、選択したシステムが一つのコンテキストになります。
このコンテキストには、公開したプロパティと、イベントのスロットがあります。これはサブグラフにする前のグラフのものと同じです。
試しに、スタートのフロースロットにイベントコンテキストをつなげて、イベント名を変えてから再度サブグラフにしてみました。
すると、フロースロットの内容が変わりました。
サブグラフを他のVFXグラフで使う
作ったサブグラフはアセットとして保存されているので、他のVFXグラフで使うときは、それをProjectウィンドウからVFXウィンドウにドラッグアンドロップします。
サブグラフをカスタマイズする
作られたノードのStartフロースロットにスポーンシステムを接続して、OnPlayによって一度だけトリガーするようにしました。
すると、トリガーするたびに、サブグラフに含まれるスポーンシステムによって、2秒ごとに3回、3個ずつパーティクルが発生しました。
また、オペレーターをプロパティスロットに接続して、サブグラフで作ったプロパティの値を変えることもできます。
これでパーティクルの色が変わります。
サブグラフを編集する
サブグラフを編集するには、システムサブグラフノードを右クリックして、「Enter Subgraph」を選択します。