ソフトボディでプールを作ってみました。まずデフォルトのCubeでソフトボディを使ってみます。
Cubeを細分化して、編集モードで上の角の4頂点を選択しました。
オブジェクトデータプロパティで、+ボタンから新しい頂点グループを作り、Weightを1にしてApplyを押します。
PhysicsプロパティでSoft Bodyをクリックしてオンにします。
Goalのチェックを確認して、Vertex Groupに今作った頂点グループを設定します。
オブジェクトモードでアニメーションを再生すると、Cubeが上の4頂点で吊るされて揺れだします。
4頂点も少し動いています。GoalのStrengthsを開くとDefaultが0.7になっています。これを1にすると静止しました。
Cubeの底のすぐ下にPlaneを置いてみます。
PlaneのPhysicsプロパティでColliosionをオンにします。
すると、CubeがPlaneに衝突するようになりました。
CubeのPhysicsプロパティでEdgesのチェックをいれて各値を動かすとソフトボディの動き方が変わります。
この方法でプールを作ってみます。まず新しいCubeを作って長方形にし、上の面を選択して、Iキーを使って面の中に新しい小さな面を作り、その面をEキーで内側に押し出します。
各方向にループカットして頂点を増やします。
上の頂点をすべて選択して最初のCubeと同様に頂点グループを作りウェイト1を適用します。Soft Bodyをオンにして、GoalのVertex Groupにこの頂点グループを設定します。
そして、同じようにアニメーションさせて各値をプールのような形になるように変えて見ます。ObjectのMassを少し大きくすると、重く少し倒れたような形に調節できます。
良い形になったらアニメーションを停止します。
Object > Convert to > Mesh from…でこの形のメッシュにできます。
面が交差しているので、内側の面を選択して、少し縮小して内側に入れました。
これでプールの形ができました。
この方法で作った本体に簡単に棒を付けて、マテリアルを割り当てるとプールが作れます。
このCubeは1384頂点あります。
Decimateモディファイアを付けて、オブジェクトモードでの見た目や頂点数を確認しながらRatioを下げると簡単に頂点数を減らせます。カメラのマークの横の下矢印からApplyで適用できます。
すると形を保ったまま492に減らせました。
FBX形式でエクスポートしUnityでインポートしても問題ありません。