Blenderのスモークの使い方

投稿者: | 2019-04-24

Blenderのスモークの使い方

煙のアニメーションを作ってみましょう。

煙のアニメーションを作るには、煙の行ける範囲を決めるためのオブジェクトと、煙を出すオブジェクトが必要です。
まず大きなCubeを作ります。

煙はこの外側へ出ることはありません。
そこに、煙を出すためのPlaneを置きます。PlaneはCubeの中に完全に入るようにしましょう。

煙が衝突するための「UV Sphere」を置いてみましょう。

Planeにパーティクルを付けます。
パーティクルボタンでNewを押します。

スモークはオブジェクトからでなく、パーティクルから出るようにします。
パーティクルは表示しなくていいので、PhysicsとRenderで、「No」と「None」を選択します。

PlaneのPhysicsボタンで、Smokeをクリックして、「Flow」を選びます。

Flow SourceでParticle Systemを選び、PlaneにつけたParticleSystemを選択します。

CubeのPhysicsボタンで、Smokeをクリックして、「Domain」を選びます。

SphereのPhysicsボタンでは、Smokeをクリックして「Collision」を選びます。
「Collision」を選ばないと、煙がSphereを通り抜けます。

Cubeの設定

このままレンダーしても大きなCubeしか見えないはずです。
これを解決するには、Cubeにマテリアルをつけて、Volumeを選び、Densityを0にします。

また、テクスチャをつけて、TypeをVoxel Dataにします。

Domain ObjectでこのCubeを選択し、InfluenceパネルのDensityにチェックを入れて「1」にします。

CubeのPhysicsボタンへ行き、Border Collisionで「Collide All」を選ぶと、煙がCubeの内側の壁で衝突するようになります。
デフォルトでは、壁に吸い込まれていくようなアニメーションになっているかもしれません。

煙のアニメーションを作る

これで煙が見えるようになりました。
煙のアニメーションを作るには、CubeのPhysicsボタンの、Smoke Cacheパネルで、アニメーションの始点(Start)と終点(End)を選び、「Bake」を押します。

上に進行状況のメーターが出ます。完了したら、Alt + aを押して再生してみましょう。

g src=”../../img/028403/WS003441.JPG” alt=””>

ちゃんと煙が出て、球に衝突していますね。

Cubeの中が暗い

このままAnimationをレンダリングできます。

Cubeの中に光が当たらなくて暗い時は、ランプをCubeの中に入れましょう。

煙の量を変える

PlaneのPhysicsボタンのSizeで、煙の量を設定できます。

何か変更したら、CubeのPhysicsボタンでBakeし直しましょう。「Free Bake」をおすと、再度「Bake」ボタンが押せるようになります。

煙の色を変える

煙の色を変えるには、まずCubeにつけてマテリアルのShadingパネルでEmissionを少し上げます。

そして、テクスチャの「RGB to Intensity」にチェックをいれ、カラーを選びます。

色が変わりました。

Blenderのシェイプキーで表情のアニメーションを作る← →Blenderのカーブでパイプを作って煙を通す

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。