平らなオブジェクトから簡単に山や谷を作って、テクスチャ画像や木のオブジェクトを自然に配置した地形を歩いてみます。
まずヒエラルキーでTerrainオブジェクトを新規作成します。
これは地形を作るためのオブジェクトです。
TerrainコンポーネントでRaise or Lower Terrainを選択すると、ブラシで塗るように地形に自然な凹凸を作れます。
ブラシの形状が選べて、Brush Sizeで大きさを変更できます。Opacityを大きくするとブラシで塗ったときの変化が大きくなります。
複雑な地形を簡単に作れます。
マウスの左クリックで地形を引き上げます。シフトキーを押しながらだと押し下げますが、引き上げた分よりもさらに押し下げることはできません。
はじめの位置よりもさらに下に押し下げたいときは、あらかじめ基準の高さを0より大きく設定しておくようです。
Set Heightを選択して、Heightで高さを設定し、Flattenを押すとその高さで地形を平らにならします。
再度Raise or Lower Terrainで凹凸をつけます。
今度は基準より下に押し下げることができています。
Smooth Heightでは、ブラシを使って、凹凸を平均化することができます。
地形にリアルな色を塗る
Paint Textureで地形にテクスチャ画像を塗ることが出来ます。
まず、プロジェクトウィンドウのフォルダ内の何も無いところで、右クリック -> Create -> Terrain Layer で新規のテレインレイヤーを作ります。
これに地形用のテクスチャ画像を設定します。スタンダードアセットに良い地形画像が用意されています。
普通の画像をDiffuseに、法線マップをNormal Mapにドラッグアンドドロップします。
テレインのEdit Terrain Layers… -> add Layer… からこのテレインレイヤーを追加します。
今回ははじめにNoneを追加して、もう2つをその後に追加してみました。
Terrainコンポーネントで、Terrain Layersに表示されている画像をクリックすると、塗るために使うレイヤーを選択できます。
これで簡単にリアルな色が塗れます。
テレインレイヤーに法線マップも設定したので、色だけでなく細かい凹凸感も同時に塗れます。
後から金属感を変更することもできます。
木を自然に配置する
Paint Treesでは、木などのプレハブをブラシで塗るようにシーンに配置できます。
Edit Trees… -> Add Tree から木を追加します。
Tree Prefabに、スタンダードアセットに用意されている木を設定します。
Addで追加します。
Treesで木を選び、木が塗られる範囲や密度を設定します。木の高さや方向をランダムに変えられるので、簡単にリアルな配置ができます。
直感的にオブジェクトを配置できます。
テレインにはテレインコライダーが付いているので、FPSコントローラーで歩き回れます。