鏡のように反射するオブジェクトを作ってみます。
Cubeに鏡のようなマテリアルを付けます。
MetallicとSmoothnessを両方最大にしています。
Cubeがスカイボックスを反射しますが、床やSphereなどのオブジェクトを映しません。
周りのオブジェクトを映すには、リフレクションプローブを使います。
シーンにリフレクションプローブが現れます。
CubeとSphereの中間ぐらいに置いてみます。
周りのオブジェクトを複数選択して、インスペクタからReflection Probe Staticに設定します。
リフレクションプローブのTypeがBakedやCustomの場合、Reflection Probe Staticに設定したオブジェクトしか映しません。
Bakeボタンをクリックすると像を焼き付けます。Window -> Rendering -> Lighting Settingsの下部のGenerate Lightingをクリックするか、Auto Generateにチェックを入れて置いてもOKです。
床やSphereがCubeに映るようになりました。
でもCubeの裏側を見ると不自然です。
リフレクションプローブの矢印のマークをクリックすると、シーンでオブジェクトを動かすように、リフレクションプローブの中心を動かせます。
これをSphereの後ろまで持ってきます。
すると、Cubeの裏側にSphereが映るようになります。
この中心をCubeと重ねると、自然に全ての方向を映すようになります。
鏡に映る像が荒いですが、リフレクションプローブのインスペクタで解像度を上げると綺麗な像になります。
リフレクションプローブの効果範囲
リフレクションプローブの矢印の左にあるボタンをクリックすると、シーンに半透明のCubeが表示されます。
この各面の中央に見える点をドラッグするとリフレクションプローブの効果範囲を変えられます。
鏡のオブジェクトを3つ置いて、左の2つだけが効果範囲に含まれるように配置してみます。
すると、効果範囲の中にあるCubeにだけ反射の情報が渡されます。
効果の外にあるCubeも鏡のマテリアルがついているので、スカイボックスを反射しますが、床やSphereは映りません。
リアルタイムで反射像を動かす
リフレクションプローブのTypeをRealtimeにして、Refresh ModeをEvery frameにしてみます。
これで、反射像をフレーム毎に変化させることができます。
リフレクションプローブをCubeと一緒に動かします。
焼き付けられた反射像を使うのではなく、リフレクションプローブを動かしてそれに応じて反射像を変えたり、鏡に動く物体を映したいというときはRealtimeのリフレクションプローブを使います。
( ..)φメモメモ