HDRPでは、カラーグレーディングエフェクトにまとまっていた項目が、個別のボリュームオーバーライドに分かれています。
名前が変わっているものもあります。Toneの項目は「Color Adjustments」、Trackballsは「Lift, Gamma, Gain」、Grading Curvesは「Color Curves」になっています。
分かれていたほうが、個別にオンオフしたり、ローカルボリュームを使って場所によって値を変えるときに便利かもしれません。
例えば、グローバルボリュームにTonemappingを付けて、他に複数のボリュームオブジェクトを作ってローカルモードにし、別々の値のホワイトバランスを付けると、コライダーで指定した範囲ごとにホワイトバランスを変えられます。
コライダーは「Is Trigger」のチェックを入れて、「Edit Collider」ボタンを押し、シーンビューでサイズを変えます。
また、ボリュームオーバーライドのラベルを右クリックして「Reset」をクリックすると、個別に値をリセットすることができます。